マニュアル

このページでは、aorisage の基本操作と設定項目を説明します。

aorisage のメイン画面

インストール

インストーラーは GitHub Releases で配布します。

  1. GitHub Releases を開きます。
  2. 使用している OS 向けのインストーラーをダウンロードします。
  3. インストーラーを実行します。
  4. DAW 側でプラグインを再スキャンします。
  5. BGM トラックに aorisage をインサートします。

配布ファイルは GitHub Releases に掲載されているものが正です。サイト内ではインストーラー本体を配布しません。

基本の流れ

状態意味
BGM On通常の BGM Level で出力します
BoostingBGM Level から Boost Level へ上げています
HoldingBoost Level を保っています
Fading OutEnd Level へ下げています
Fade Out Completeフェードアウトが終わった状態です
ReturningEnd Level から BGM Level へ戻しています

メイン ボタン、ショートカット キー、Main Trigger のいずれかで主操作を実行します。

Levels

項目説明
BGM Level通常の BGM 出力レベルです
Boost Level客席を煽るときの出力レベルです
End LevelFade Out 後の出力レベルです。Mute または dB 値を選べます

Boost Level は BGM Level に対する相対値ではなく、絶対的な出力目標です。たとえば BGM Level が -20 dB、Boost Level が -15 dB の場合、Boost 中の出力目標は -15 dB です。

Timing

項目説明
Boost TimeBGM Level から Boost Level へ上がる時間です
Hold TimeAuto Hold で Boost Level を保つ時間です
Fade Out TimeEnd Level へ下げる時間です
Return TimeEnd Level から BGM Level へ戻す時間です

Manual Hold では Hold Time のカウントダウンを使いません。次の操作が来るまで Boost Level を保ちます。

Fade Curves

Fade In Curve、Fade Out Curve、Return Curve は、それぞれの区間で音量が変化する感触を決めます。

カーブ意味
Aゆっくり始まり、後半で大きく変化します
B均等に変化します
C最初に大きく変化し、後半でなだらかになります

開演前の BGM では、Fade Out Curve を C にすると、下がり始めが分かりやすく、最後は自然に消えやすくなります。

Hold Mode

Auto は、Boost 後に Hold Time を消費してから Fade Out へ進みます。Manual は、Boost 後に次の主操作が来るまで Hold し続けます。

客席の反応や進行を見て判断したい場合は Manual が向いています。決まった秒数で毎回同じ流れにしたい場合は Auto が向いています。

Preferences

Preferences 画面

Preferences では、画面表示と操作方法に関する設定をおこないます。

項目説明
UI Scaleプラグイン画面の大きさを切り替えます
Shortcut Keyメイン操作に使うキーボード ショートカットを設定します

ホスト DAW がプラグイン エディターのキー入力を受け取れる場合、Shortcut Key でメイン ボタンと同じ操作を実行できます。

MIDI / オートメーション

DAW から操作したい場合は、aorisage の Main Trigger を使います。

パラメーター用途
Main Triggerメイン ボタンと同じ主操作を実行します
Current Setting使用する Setting を切り替えます
BGM Level / Boost Level / End Levelレベル設定をオートメーションします
Hold ModeAuto / Manual を切り替えます

Main Trigger は、トリガー値が低い状態から高い状態へ変わったときに動作します。MIDI Note / CC を使う場合は、DAW の MIDI リモート機能、MIDI Learn、または外部変換ツールで Main Trigger に割り当ててください。

サステイン ペダル例

  1. Hold Mode を Manual にします。
  2. サステイン ペダルの CC 64 を Main Trigger に割り当てます。
  3. 踏み込みで Boost / Hold を開始します。
  4. DAW 側で離した瞬間にも主操作が送られるように設定できる場合、離したタイミングで Fade Out を開始します。

DAW によって MIDI リモートの仕様は異なります。踏み込みだけをトリガーとして扱う DAW では、もう一度踏む、別の Note を使う、またはキーボード ショートカットと組み合わせる運用が安定します。

多チャンネル

aorisage は、mono / stereo だけでなく、多チャンネル構成でもゲイン変化を扱えるように設計しています。音量変化はチャンネルごとに同じ意図で適用され、音像を作り替える処理はおこないません。

困ったとき

音が上がりすぎる

Boost Level を下げてください。aorisage は 0 dB を超える設定も扱えるため、後段の処理や出力メーターも確認してください。

Fade Out が早すぎる

Hold Mode を Manual にするか、Hold Time を長くしてください。Auto のまま使う場合は、Boost Time と Hold Time の合計が現場のきっかけに合っているか確認します。

ショートカットが効かない

DAW がプラグイン エディターへキー入力を渡していない場合があります。プラグイン画面にフォーカスを当てる、別のショートカットを試す、または Main Trigger を使ってください。

MIDI ペダルが思った通りに動かない

DAW 側で Note / CC がどの値として届いているか確認してください。踏んだ瞬間だけ届くのか、踏んでいる間だけ高い値になるのか、離した瞬間にもイベントが出るのかで設定が変わります。