マニュアル
このページでは、aorisage の基本操作と設定項目を説明します。

インストール
インストーラーは GitHub Releases で配布します。
- GitHub Releases を開きます。
- 使用している OS 向けのインストーラーをダウンロードします。
- インストーラーを実行します。
- DAW 側でプラグインを再スキャンします。
- BGM トラックに aorisage をインサートします。
配布ファイルは GitHub Releases に掲載されているものが正です。サイト内ではインストーラー本体を配布しません。
基本の流れ
| 状態 | 意味 |
|---|---|
| BGM On | 通常の BGM Level で出力します |
| Boosting | BGM Level から Boost Level へ上げています |
| Holding | Boost Level を保っています |
| Fading Out | End Level へ下げています |
| Fade Out Complete | フェードアウトが終わった状態です |
| Returning | End Level から BGM Level へ戻しています |
メイン ボタン、ショートカット キー、Main Trigger のいずれかで主操作を実行します。
Levels
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| BGM Level | 通常の BGM 出力レベルです |
| Boost Level | 客席を煽るときの出力レベルです |
| End Level | Fade Out 後の出力レベルです。Mute または dB 値を選べます |
Boost Level は BGM Level に対する相対値ではなく、絶対的な出力目標です。たとえば BGM Level が -20 dB、Boost Level が -15 dB の場合、Boost 中の出力目標は -15 dB です。
Timing
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| Boost Time | BGM Level から Boost Level へ上がる時間です |
| Hold Time | Auto Hold で Boost Level を保つ時間です |
| Fade Out Time | End Level へ下げる時間です |
| Return Time | End Level から BGM Level へ戻す時間です |
Manual Hold では Hold Time のカウントダウンを使いません。次の操作が来るまで Boost Level を保ちます。
Fade Curves
Fade In Curve、Fade Out Curve、Return Curve は、それぞれの区間で音量が変化する感触を決めます。
| カーブ | 意味 |
|---|---|
| A | ゆっくり始まり、後半で大きく変化します |
| B | 均等に変化します |
| C | 最初に大きく変化し、後半でなだらかになります |
開演前の BGM では、Fade Out Curve を C にすると、下がり始めが分かりやすく、最後は自然に消えやすくなります。
Hold Mode
Auto は、Boost 後に Hold Time を消費してから Fade Out へ進みます。Manual は、Boost 後に次の主操作が来るまで Hold し続けます。
客席の反応や進行を見て判断したい場合は Manual が向いています。決まった秒数で毎回同じ流れにしたい場合は Auto が向いています。
Preferences

Preferences では、画面表示と操作方法に関する設定をおこないます。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| UI Scale | プラグイン画面の大きさを切り替えます |
| Shortcut Key | メイン操作に使うキーボード ショートカットを設定します |
ホスト DAW がプラグイン エディターのキー入力を受け取れる場合、Shortcut Key でメイン ボタンと同じ操作を実行できます。
MIDI / オートメーション
DAW から操作したい場合は、aorisage の Main Trigger を使います。
| パラメーター | 用途 |
|---|---|
| Main Trigger | メイン ボタンと同じ主操作を実行します |
| Current Setting | 使用する Setting を切り替えます |
| BGM Level / Boost Level / End Level | レベル設定をオートメーションします |
| Hold Mode | Auto / Manual を切り替えます |
Main Trigger は、トリガー値が低い状態から高い状態へ変わったときに動作します。MIDI Note / CC を使う場合は、DAW の MIDI リモート機能、MIDI Learn、または外部変換ツールで Main Trigger に割り当ててください。
サステイン ペダル例
- Hold Mode を Manual にします。
- サステイン ペダルの CC 64 を Main Trigger に割り当てます。
- 踏み込みで Boost / Hold を開始します。
- DAW 側で離した瞬間にも主操作が送られるように設定できる場合、離したタイミングで Fade Out を開始します。
DAW によって MIDI リモートの仕様は異なります。踏み込みだけをトリガーとして扱う DAW では、もう一度踏む、別の Note を使う、またはキーボード ショートカットと組み合わせる運用が安定します。
多チャンネル
aorisage は、mono / stereo だけでなく、多チャンネル構成でもゲイン変化を扱えるように設計しています。音量変化はチャンネルごとに同じ意図で適用され、音像を作り替える処理はおこないません。
困ったとき
音が上がりすぎる
Boost Level を下げてください。aorisage は 0 dB を超える設定も扱えるため、後段の処理や出力メーターも確認してください。
Fade Out が早すぎる
Hold Mode を Manual にするか、Hold Time を長くしてください。Auto のまま使う場合は、Boost Time と Hold Time の合計が現場のきっかけに合っているか確認します。
ショートカットが効かない
DAW がプラグイン エディターへキー入力を渡していない場合があります。プラグイン画面にフォーカスを当てる、別のショートカットを試す、または Main Trigger を使ってください。
MIDI ペダルが思った通りに動かない
DAW 側で Note / CC がどの値として届いているか確認してください。踏んだ瞬間だけ届くのか、踏んでいる間だけ高い値になるのか、離した瞬間にもイベントが出るのかで設定が変わります。